恋愛感を占いに頼ってみました

私がニューヨークに住んでいた頃、同じ大学に通う韓国人の男性と知り合い、つき合うようになりました。
その人は石田純一に似ていて私のことをとても大事にしてくれていました。そして結婚しようと言われていました。
けれども私はなぜか結婚を想像すると目の前が真っ暗になったような感覚がすることに気づいてしまいました。

彼のことは好きでしたがやはり国籍の違いはハードルが高いような気がしていました。
そこでお正月に一時帰国したときに、デパートの特設会場で占いをやっていたので見てもらうことにしました。
15分で1500円でした。相性占いの場合、相手の生年月日も必要だということでした。

それで用紙2枚に記入して係の人に渡し、自分の番がくるのを待ちました。
占い師はヒゲを生やした男性で、ちょっと怖そうでした。

そして椅子に座った私に開口一番、「この人と結婚したら離婚か別居!」と言い切りました。
余りにもずばっと言われたのですっきりしました。占い師が言うには、彼の運命には妻が存在しないそうです。たとえ結婚しても夫婦生活がうまくいかず別居したり離婚したりするということでした。

私は決められない自分にはっきりと「やめたほうがいい」と言って欲しかったのです。
そして占い師は彼の生年月日が書かれた紙をヒラヒラさせながら「これキープしながら、他探しなさい」と言いました。