恋がもたらす不安や葛藤。結婚までの道のり

人を好きなると、周りの人すら目に入らない位相手にのめり込む人も少なくないと思います。
恋とは不思議なもので、感情の浮き沈みが起こることでより一層、夢中にさせられる要素を持っている様な気もします。

私は恋をすると、まず悩む事がありました。
それは彼に絶対嫌われたくないという恐怖でした。
変なところを見せて、彼に愛想を尽かされる事は決してしないようにすると心に決めていました。
だから彼の前では、トイレもあまりの行きませんでした。
大きい方をしたくなっても、デート中は絶対にしないようにしていました。
これは身体にとても悪い事だと分かっていたのですが、恥ずかしさから常に我慢をしていました。

結婚

そして食事にも気を使いました。
少食を偽り、あまり食事を取りませんでした。
食べている姿を見られる事が恥ずかしく感じたのです。
本当は沢山食べたいのだけれど、大食いと思われる事が嫌でした。
そして頼むメニューは、口の周りを汚したりしないものを選びました。
熱々のラーメンなどは、食べてる途中で鼻水が出たりしたら大変なので、なるべく避けてきました。
そして決まって、もうお腹いっぱいだと少し残したものを彼に食べて貰っていました。

その方が可愛く見えるのではないかと、勝手な思い込みをしていたのです。
しかしこんな事を続けていると、必ず限界が来るのでした。
段々彼に会うのが怖くなってしまったのです。
毎回気を使いすぎて、少しずつ面倒になってしまったのです。
すると自然と彼の心は離れて行ってしまったのです。

私は彼ときちんと向き合っていなかったのです。
当然の結果だと思いました。
それからは、好きな相手の前では余計な気を使う事は辞めてみました。
すると今までの我慢は何だったのだろうと思う程に、楽に相手とつき合えるようになりました。

しかし今度は別の問題が起こったのです。
今までは彼に好かれたい気持ちでいっぱいだったに対して、彼の行動が気になる様になりました。
私と会わない間の彼は、一体何をしているのだろうか。
他に女性がいたりしないかという不安に襲われたのです。
すると当然の事ながら、彼の携帯電話を覗きたくてたまらないのです。
電話帳に入っている女性の名前や、メールの送受信を見たいのです。

占いの道

絶対にやっては行けない事だと分かっていましたが、一度だけ彼がいない間に覗いた事がありました。
やはり見るべきではありませんでした。
何件か怪しいメールを見つけてしまったのです。
それからの私は、以前よりも更に積極的に彼と連絡を取り合うようになっていました。
少しでも、他の女と連絡を取らないようにという、私の陳腐な考えからでした。
恋をすると、自分では思っている以上に不安になります。
しかし相手のプライバシーまで踏み込んでしまうと、自分の首を自分で絞めてしまう事になるという事は、忘れずにいたいものです。

自分から好きになった相手の事は、心から信頼して付き合って行けることがベストなのだと思います。
そうは言っても、恋とはやきもきしながら楽しむ事が大前提なものでもあるので、一喜一憂しながら進めていく恋愛の方がスリルも味わえて楽しいのかもしれません。
私は現在、殆ど気を使わなくても良いくらいの関係を築ける相手に恵まれました。
本当に相性というのは重要だと、彼にあって実感しました。
私が恋に対して気にしていた事を、彼は結婚も全く気にしないのです。

不倫の行方

沢山食事を取っても、ちっとも気にしません。
トイレに長いこと籠もっていても気にしません。
とてもありがたい相手に巡り会えたと思っています。
しかし、以前の様な彼の事を思ってドキドキしていた恋のキュンとした感情は、私の青春になくてはならない大切な経験になったと思っています。
恋は小さな悩みから大きな悩みが就きませんが、人を成長させる何かを与えてくれるのだと思いました。